工業の町・長野県城坂町にあるプラスチック成型の専門メーカー・昭和樹脂工業。特に医療用プラスチック製品や部品、各種容器類の生産を得意としており、高品質なモノづくりで顧客のさまざまな要望に応え続けています。
昭和樹脂工業の生産環境はクラス10000のクリーンルーム成型工場を完備しています。また、衛生面などの徹底した管理により実際にはクラス10000以下を実現しており品質管理に自信を持っています。こうしたクリーンな環境下において、整形はもちろん組立・検査のほか、キャッパーやシーラーなどの梱包作業までを一貫して行い、出荷する製品の品質を高めています。衛生需要が高まる昨今においてクリーンな成形品の要望が多くなっており、医療・理化学・食品分野などの幅広いジャンルに高品質な製品を届けています。
平成3年にクラス10000のクリーンブースを設置し、平成13年に医療機器部品の受注を開始しました。同年にクラス10000のクリーンルームを増設、理化学部品の受注も開始しました。平成22年には新工場に移転・クリーン設備を拡充し、平成27年クリーンルームクラス100,000の第二工場を新設しています。
クリーンルームでのプラスチック成形では、理化学用検査容器及びキャップ、輸液用キャップ、食品用キャップなどさまざまな実績を持っています。成形品のクリーン化や異物混入対策に関して課題や困りごとがある場合には、昭和樹脂工業に相談してみてはいかがでしょうか。
製品の用途に応じた材料選定で悩まれる方も多いです。昭和樹脂工業では、そうした顧客に対してプラスチック専門メーカーとして今まで培ってきた知識やノウハウを駆使し、成形材料の相談から金型の設計・制作までをトータルにサポートしています。医療用プラスチック製品・部品のほか、理化学容器や化粧品用プラスチック容器などキャップ・容器の整形を中心に提案・製造を行っています。さらには2次元・3次元CADによる製品・金型設計製作にも対応しています。
昭和樹脂工業は1962年の設立以来、一貫して射出成型品の受託メーカーとして経営を継続しています。以前は日本酒に付いていた「コップ」を製造していました。昭和樹脂工業の始まりです。設立以降しばらくしてから、製造が難しいと同業他社が敬遠していた医療製品への進出をきっかけに、医療・化粧品などのプラスチック製品分野へと拡張し、今日に至っています。この長年の経験で蓄積したノウハウを活かし、顧客ニーズに対応するソリューションを提供し続けています。
また、自社製品の柱であるプラスチック容器にとどまらず、新しい製造分野にも目を向け、常に革新的な取り組みを進めています。例えば、2012〜2018年には節電や環境への配慮からソーラーパネルを屋上に設置、2019年からは新たにSDGsへの取り組みを開始しました。環境に配慮した原料の模索や太陽光発電による省エネ、IT化推進による紙資源の削減等を実施し、長野県SDGs推進企業に登録しています。
昭和樹脂工業は、射出成型品やブロー成型品の材料相談から金型設計・製作などのトータルサポートを行っているプラスチックメーカーです。そのため、使用目的・用途は定まっているがどのような素材が適しているのか分からない、など細部の検討が進んでいないような顧客にもおすすめできます。成形材料の相談から商談をスタートできるため、悩みを打ち明けたうえでソリューションの提案が受けられます。専門的な相談は専門家に行うのがベストですので、興味のある方は一度問い合わせのうえで相談してみましょう。
求めるパートナーのタイプ別に選ぶ
医療機器プラスチック部品製造会社3選
| 種類数 | 記載なし | 
|---|---|
| 主な対応樹脂 | 
 | 
昭和樹脂工業が対応できる樹脂の種類などは公式HPに記載がありませんでした。一方で医療用プラスチックや健康食品・化粧品などの衛生的な需要が高い業界に対し、キャップや容器のようなさまざまなプラスチック製品を提供されています。プラスチック専門メーカーとしての知識とノウハウを最大限に駆使し、顧客の要望に応じて成形材料の相談対応を行われていますので、目的などのニーズを踏まえて一度相談してみることをおすすめします。
昭和樹脂工業では射出成型機やブロー成型機、取り出し機などさまざまな製造設備を備えています。また、設計などを行う際には二次元・三次元CADや3Dスキャナなどのシステムも活用しながら顧客のニーズに対応しています。長年の経験やノウハウを活かしながら数々の設備を駆使し、安心・安全な製品の製造に日々邁進されています。プラスチック製品や部品の製造についてお困りの方は、ぜひ一度問い合わせてみるとよいでしょう。
| 対応できる加工技術 |  | 
|---|---|
| その他加工技術 | 
 | 

昭和樹脂工業の技術やノウハウを駆使して製造されている、射出成型品「医療用・吸引器、輸液ホルダー」の製品事例です。

昭和樹脂工業が得意とする製品の一つ、ブロー成型品「医療用・各種薬品ボトル」の製品事例です。

健康食品や調味料、化粧品などのボトルやケースに使用されている、各種容器やキャップなどの製造も行っています。

医療分野・理化学分野、食品分野の容器など、昭和樹脂工業で製造したさまざまな種類のキャップが用いられています。

ブロー成形で医療用の吸引パック/ライナーの製造も行っています。
昭和樹脂工業が対応してきた医療機器業界例については、公式HPに記載がありませんでした。取り扱っている医療用製品例としては、医療用吸引器や輸液ホルダー、各種キャップ、医療用吸引パック・ライナー、各種薬品ボトルなどがあります。徹底的な衛生管理のもと、安心・安全かつ高品質なあらゆる製品を医療業界に提供し続けています。その他詳しい情報が知りたい方は、昭和樹脂工業へ直接お問い合わせしてください。
| 所在地 | 長野県埴科郡坂城町坂城9444番地 | 
|---|---|
| 営業時間 | 記載なし | 
| 電話番号 | 0286-82-2417 | 
| 公式HP | https://www.showajushi.co.jp/index.html | 
医療機器用のプラスチック部品製造に対応している製造会社から、製品開発でよくあるニーズ「品質」「スピード」「量産体制」でそれぞれおすすめの製造会社をピックアップ。対応できる樹脂が多かった順(※1)に並べて紹介します。
【選定基準】
Googleにて「医療機器 プラスチック部品」と検索した際の上位20社中、対応樹脂が明記されていた下記の3社を選定。(2021.11.11時点)
・若林精機工業:調査した20社の中で、製品の品質を称える賞の受賞歴があり、 2大品質表示ISO9001、14001を唯一どちらも取得している企業
・ミヤザキ:調査した中では短納期NO1
・南デザイン:調査した中では唯一ロット数が明確で多かった
(※1)樹脂数は樹脂名が記載されている数を採用しています
(※2)参照元:大阪府HPhttps://www.pref.osaka.lg.jp/hodo/index.php?site=fumin&pageId=42325