「プラスチック容器成形」に専門特化した企業である大興化成。常に顧客の困り事に応え続けています。「断らない」ことをモットーに掲げて、多様化する顧客の要望に向き合うことを事業の基本としています。
大興化成では、顧客からの要求事項などをもとにして金型から製造する受注生産体制を構築しています。社内では営業部はもちろん、品質管理や技術部門との打合せで、品質・コスト面だけでなく、デザインや機能面でも付加価値の高い製品を提案できるように日々努力をしています。また、さまざまな試作品の製作を実施して、原料メーカーや金型メーカー等多くの協力会社と連携・打合せを行うことで、試作から後加工まで顧客満足度の高い提案をおこないます。
ブロー成形が得意な大興化成ならではの技術が、超多層成形です。従来では非常に困難とされていた多層成形を3種3層、3種5層、4種6層、5種6層と顧客のニーズにより技術を高めてきました。
その結果、今までにない機能性を持った容器を作りたいとの思いから、7種7層の成形機を導入。「こんなボトル容器がほしい」という顧客の要望に、最大限応えられる技術力を保有しています。
ブロー成形ではシリンダー内に樹脂が滞留しそれが炭化して押し出される「炭化異物」の不良を根絶することは非常に困難です。そのため、大興化成では目視で全数検査を実施して不良品の除去を実施。
さらには自動検品も実施して品質の安定化を図っています。また、医療用容器は、異物起因によるピンホールが比較的発生しやすい薄肉製品も多く、重欠陥の流出を防ぐため、上記のような異物検査以外にも、製品の形状に応じてエアリークや放電によるピンホール探知を取り入れています。
ブロー成形を得意とする大興化成では、顧客からの要求事項などをもとにして金型から製造する受注生産体制を構築。社内外のさまざまな分野の協力により、顧客満足度の高い提案をおこなっています。また、従来では難しかった 7種7層の成形機を導入して、顧客の要望に答える体制も構築しています。そして、不良品を出さないチェック体制も充実。人による目視検査の他、自動検品や製品の形状に応じてエアリークや放電によるピンホール探知を取り入れています。
求めるパートナーのタイプ別に選ぶ
医療機器プラスチック部品製造会社3選
| 種類数 | 公式サイトには記載がありませんでした |
|---|---|
| 主な対応樹脂 |
|
大興化成では、顧客のニーズに合わっせて金型の製造から試作、品質管理までをおこなっています。設計から製造まで国内工場で完結して、24時間稼働で、高品質・短納期を実現します。
| 対応できる加工技術 | ブロー成形 |
|---|---|
| その他加工技術 | 多層成形 |

浣腸・軟膏容器
実はドラッグストア、スーパー等で販売している「一般用浣腸」のうち、約40%は大興化成が生産した容器が使われています。大きなシェアを誇るのは、薬液をしっかり出しきれるよう、スクイズ性を重視・非常に薄肉での成形が必要・人体に接触するため、表面を滑らかにするための高度な仕上げ加工技術が必要、などの条件をクリアしてるためです。

医療廃棄物用バッグ
医療現場で使用される「医療用吸引器」のトップシェア企業に、大興化成の廃液用バッグが採用されています。これは、手術室などの医療現場で使用されるため、非常に厳しい品質基準をクリアする必要があり、技術力や品質管理を重視する同社だからこそ、採用されたと言ってよいでしょう。
| 所在地 | 神戸市東灘区住吉南町1丁目12番3号 |
|---|---|
| 営業時間 | 8:30~17:30(電話受付) |
| 電話番号 | 078-811-1331 |
| 公式HP | https://daikokasei.co.jp/ |
医療機器用のプラスチック部品製造に対応している製造会社から、製品開発でよくあるニーズ「品質」「スピード」「量産体制」でそれぞれおすすめの製造会社をピックアップ。対応できる樹脂が多かった順(※1)に並べて紹介します。
【選定基準】
Googleにて「医療機器 プラスチック部品」と検索した際の上位20社中、対応樹脂が明記されていた下記の3社を選定。(2021.11.11時点)
・若林精機工業:調査した20社の中で、製品の品質を称える賞の受賞歴があり、 2大品質表示ISO9001、14001を唯一どちらも取得している企業
・ミヤザキ:調査した中では短納期NO1
・南デザイン:調査した中では唯一ロット数が明確で多かった
(※1)樹脂数は樹脂名が記載されている数を採用しています
(※2)参照元:大阪府HPhttps://www.pref.osaka.lg.jp/hodo/index.php?site=fumin&pageId=42325