有限会社岸本工業は、共創力をもってしてものづくりの開発現場が抱える課題の解決を目指している会社です。加工用治具をはじめとする独自の加工ノウハウを活かし、医療器具のほか、さまざまな製品の開発を行っています。
ここでは有限会社岸本工業の特徴やどのような医療機器メーカーご担当者様に向いているのか、どういった樹脂に対応しているのかなどについて解説します。
一般的にプラスチックを加工する場合、切削加工で金属ほどの精度を出すのは難しいとされています。ですが、有限会社岸本工業は金属加工レベルの高い精度での加工が可能です。
可視化加工を強みとしており、目的とする透明性に合わせて透明度が調節できます。
有限会社岸本工業で得意としているのは、1個~100個程度の数量です。そのため、試作や多品種・小ロットのユニット生産も依頼しやすいでしょう。
サイズについては板形状であれば5mm角程度~600mm×1000mmまで、丸形状はΦ1~Φ300程度まで加工に対応しています。
開発・研究支援を行っている会社であるため、素材の選定・設計から相談できる会社を選択したいと考えている医療機器メーカーご担当者様に向いています。
有限会社岸本工業はこれまでに数々の企業や大学、研究室に対して納入を行っており、加工・製造実績が豊富です。実績のある会社に相談したい場合にも向いているでしょう。
求めるパートナーのタイプ別に選ぶ
医療機器プラスチック部品製造会社3選
| 種類数 | 記載なし |
|---|---|
| 主な対応樹脂 |
|
有限会社岸本工業では設計や加工、アッセンブリ、組立まで対応しています。また、医療器具では各プラスチックが持つ特徴や性質を活かしながら医療器具を作り上げることになりますが、材料の相談も可能です。
「目的とする部品を作るためには、どのような材料が適しているのかわからない」といったケースでも相談できるでしょう。モノづくり視点でアドバイス・支援を行ってくれるので、相談しながら作り上げることが可能です。
有限会社岸本工業は、プラスチックの精密加工が行える会社です。医療器具の部品の一部のほか、ユニットや装置などの製造にも対応しています。
| 対応できる加工技術 |
|
|---|---|
| その他加工技術 |
記載なし |

透明アクリルで作られたカテーテル練習用ファントムです。板の間に穴が通る複雑な形状をしています。有限会社岸本工業では透明度の調節が可能であるため、目的に合わせて透明度を変更可能です。
有限会社岸本工業が対応してきた医療機器業界の例は、インターネット上では見つかりませんでした。情報が必要な場合は直接有限会社岸本工業へお問い合わせください。
| 所在地 | 東京都大田区西六郷4-18-8 |
|---|---|
| 営業時間 | 9:00~18:00 |
| 電話番号 | 03-5703-8171 |
| 公式HP | https://kishimotokogyo.co.jp/ |
医療機器用のプラスチック部品製造に対応している製造会社から、製品開発でよくあるニーズ「品質」「スピード」「量産体制」でそれぞれおすすめの製造会社をピックアップ。対応できる樹脂が多かった順(※1)に並べて紹介します。
【選定基準】
Googleにて「医療機器 プラスチック部品」と検索した際の上位20社中、対応樹脂が明記されていた下記の3社を選定。(2021.11.11時点)
・若林精機工業:調査した20社の中で、製品の品質を称える賞の受賞歴があり、 2大品質表示ISO9001、14001を唯一どちらも取得している企業
・ミヤザキ:調査した中では短納期NO1
・南デザイン:調査した中では唯一ロット数が明確で多かった
(※1)樹脂数は樹脂名が記載されている数を採用しています
(※2)参照元:大阪府HPhttps://www.pref.osaka.lg.jp/hodo/index.php?site=fumin&pageId=42325